カナダでETF投資

2020年9月から本格的にスタート。自分の頭の整理と冷静さを保つために書いてます。

米株、落ちるとしたら、どこまで落ちるのか。

さて、今週、この1月の伸びを帳消しにして陰線引けしたS&P500です。

これは月足ですが、きれいなピンバーを形成しましたね。まあこんなきれいなピンバーを作ったんなら来月は下落トレンドと考えていいと思います。といっても、そこを否定するのが大好きな米株なので、まあ結果は来月終わってみないとわかりませんが、とりあえずチャート上では、これ見てまだ上昇という人は少数派であると思います。では、落ちるとするなら、はたしてどこまで落ちるか、考えてみたいと思います。

 

まずは日足チャートで現在の状況を見てみましょう。

9月から11月までのダブルボトムを作ってから上昇していましたが、ちょうどボトムからネックまでと同じ幅をつけて下落しました。もうなんていうか、教科書通りのダブルボトムとE値の値幅っていう形になりましたね。

この形、想定していなかったわけではないのですが、実はS&Pは過去をさかのぼってもここまできれいな形になっているダブルボトム抜けの形がなかったので、あまり信用していませんでした。それよりも抜けてから1.618辺りで一度反転するイメージだったのですが、とりあえず今回はきれいにE値の値幅でしたね。

 

さて、どこまで落ちるか考えてみましょう。まず考えられる形は、E値のネックライン、つまり5割戻しのパターンです。ここは強烈なサポートラインになるのは、間違いないと思うので、一度反発することはほぼ確定であると思います。ここで戻す場合、下落率は8.5%になります。

もしくは、もう少し滑り落ちてダブルボトムのラインにまでタッチする可能性もあります。ここだとその倍の17%の下落になります。個人的にはここが底だと思っています。ここまで落ちてくれば、ちょうど月足の20SMAにタッチします。そこらへんが限度だと今の時点では考えていいと思います。

もちろんコロナレベルの暴落が来たら話は別ですが、それはほぼほぼないでしょう。1年前に超暴落があって、その次にそれを超える暴落とか、まさかね、はははは(フラグ)

 

と、ここまで下落を前提に話をしましたが、もちろん下落しない場合もあります。その場合は、前に話した通り、4000手前を目指すでしょう。けど、おそらく、一度ここで落ちて、また4000近くまで上がってきてからの大きな下落、だったらヤダナー。

 

もちろん下落といっても、じりじりと落ちていくタイプもあります。その場合は長引くかもしれません。どのタイプが来るかは今のところわかりませんが、現在の特大金融緩和やワクチンの広まりというファンダを考えると、おそらく1、2か月で終わる下落ではないでしょうか。ワクチンに大きな問題が起こったり、経済政策で突然金利上げるとかとち狂ったことを言わない限りは、10%程度、大きくて20%程度だと考えています。

願わくばストンと落ちて、3月から普通に上昇、という形になってくれたら最高ですね。新年早々スタートは悪かったのですが、今年の終わりにはプラスで終われたらまずまずと思うようにしましょう。