そろそろ調整入りしそうなサインがいくつか。
今日は少しS&P500が落ちましたね。
とは言ってもたった0.6%の下落なので、下落と呼べるものなのかどうなのか謎ではあるのですが、まあまだ慌てるレベルじゃないですよね。ただし、すでに3950を突破しているので、ほぼ4000です。
そして気持ち悪いチャートが何個かありました。
一つ目は原油価格です。
原油価格が60ドルを突破し、10年物の抵抗線にぶち当たりました。
日足はこんな感じです。
なんていうか、きれいにタッチ&反発してて逆に怖いくらいですね。ちなみにこの日足に合わせてラインを引いていたわけではありません。そしてここで経済再開にあわせて4月から減産を減らすかも、みたいなニュースも出ました。
別に原油が落ちたからといって株が落ちるわけではないのですが、前回のラインタッチである2018年の10月1日は、きれいに株の暴落と重なりました。一応注意が必要なタイミングではあると思います。
2つ目のサインは、米国債10年利回りです。
一気にぐぐぐっと1.3を超えてきました。これ、普通にやばいシグナルですね。IT株が一気に崩れる可能性はあります。このまま安定すれば大丈夫でしょうが、明日1.4なんてつけた日には結構コワイですね。
3つ目。米国に直接関係ありませんが、日経225です。
うん、するするっと上がりすぎだね。。。まるで世界同時暴落する前にとりあえず3万つけとけ!みたいな・・・
30000も突破して一服感が出てもまったくおかしくありません。特に3万を日足では明確に超えたので余計に安心感が出て怖いです。日経から下落が始まってそのままズルズルと落ち始める可能性もあります。
最後にアップルのチャートです。
どうもカップウィズハンドルを完成させて高値を更新したにも関わらず、その後、かなりじり脚です。むしろ今日なんて下に向かおうとしているかのように見えますね。このままストンと126ドル割り辺りまでくるとかなりやばくなります。まあ大丈夫だとは思うのですけれど・・・
と、ここまではやばいかも、という話でしたが、ここからは大丈夫かな?と思える材料です。
まず一つ目
VIXは今日ほとんど上がっていません。
こんなの、ほぼ誤差の範囲ですよね。これみて怖がる人はあまりいないと思います。
もう一つは、特に大きなニュースがありません。これからコロナが終わっていくのに株価が総崩れ、という話になるとは到底思えません。むしろ落ちたら買う、という人たちのほうが多いように感じます。
もちろんここでワクチンは全部効きませんでしたー、とかになると悲惨なことになるでしょうが、今のところそれもまずないように感じます。
なので、何度も言うように、落ちたら買いで間違いないでしょう。ただし、どこまで落ちるかはその時によるので、しっかりと反転を形成してほしいですね。まあ、米株、パーンと跳ね返って大きく上昇トレンドになることも多いので、ほんと底かどうかを判別するのは難しいんですけどね・・・
さてさて、今週もどうなるか要注意で注目です。
来週からの米株はどうなるのか?
さて、今週もあがりましたね。まるで落ちる気配を見せませんが、出来高があまり力強さを見せていませんね。
落ちる時は、その前にするするーっと上に上がっていってから一気に来るイメージなので、とりあえずもたついている間はまだ落ちても軽い調整な気がします。
ただし4000が近づいていることもあって、警戒感はあるように感じますね。この調子だと一度4000を抜いてからの落ち、といったイメージがわきますが、さてどうでしょう。来週も警戒しながら注目していきたいと思います。
なんか持ってるETF、ほとんどをロビンフッダーが上げてくれたんだけどナニコレ・・・そしてS&P500定期
元々所有していたのが、SLV、JETS、MJ、XEG(カナダ版XLE)だったのですが、XLE以外すべてロビンフッダーに狙い撃ちされましたね、ナンダコレ。。もしかして個人投資家の買う銘柄ってみんな似通ってるもんなんですかね・・・
とりあえずJETSは、落ちるの覚悟で保有していますが、他はすべて決済しました。
さて、S&P500ですが、ちょっときな臭くなってきましたかね。。
高値で4日間止まってます。まあだからといってこのまま落ちないのがアメリカ株のすごさ。ここからさらに高値を狙って一気に駆け上がっていき、そこからすとーーーんと落ちるのがアメリカ株デス。
むしろこのまま落ちたら20SMAか下のボリバンで止まりそうな気がします。
とまあ、とりあえずほぼ現金化してますし、今は本当に様子見になってますね。さて、週の最後の日が始まりましたし、アメリカ時間、どうなるか注目ですね。このままヨコヨコで少し落ちて週足ピンバーを形成するか、それとも微妙に陽線バー作るか注目です。
ついにS&P500、3900台に突入。ここからは要注意。
ついに3900台に到達しましたね。
ここからは本当に注意を払っていきたいと思います。
危険な信号が何個か出ていますね。
一つ目は上がり方が急角度すぎること。一度下のボリバンまで下がったのでそこから強く反発するのはありえる話であるんですが、伸び方が急です。
2つ目はボラが急激に減ってきています。動きも小さくなってきていますね。警戒してる人が増えてきたのかもしれません。
3つ目は上のトレンドラインにぶち当たっています。ここを超えてもオーバーシュートみたいな形で戻ってくるかもしれません。
4つ目は拡張型三角持ち合いに見える点です。もしこの形が完成するのであれば、先週以上の下落を見せる可能性が高いです。
最後は当たり前ですが、4000の大台がすぐ上に控えていることです。
とりあえず今週は崩れないと思っていますが、すべての銘柄において1日で急激な上昇を見せたらおそらく持っているポジションを全部手放すと思います。
さて、ここからは細心の注意を払っていきましょう。
過去のS&P500暴落時のチャートパターン
過去10%以上暴落時のチャート
少し過去のチャートパターンの復習を。10%以上落ちた時のチャートを数個見てみます。
2020年9月の暴落時。
この時は一気に上り詰めたところから、一気に落ちました。
こちらは2020年コロナ暴落時。
2週間前ほどに一度下がって下固めをしたところから伸びていき、一気に急落しました。ちなみにこの時も1月の月足はピンバーを形成していて、そのピンバーを越えたところから一気に落ちました。
次は2018年の10月から12月にかけての暴落です。この時の月足は陽線でしたが、怪しげな感じでした。
こんな感じです。
次は2018年の1月の暴落です。
こちらは最後に一気に駆け上がってから一気に落ちてますね。
続いては2014年9月、2015年の8月と12月です。
最後はリーマンショック後に底をついてからの2回、2010年の5月と2011年の8月です。
こうしてみると10%以上落ちたのは実はこの10年間に8回しかありません。
ちなみにサブプライムローン危機以前の2007年までは2003年まで戻らないと10%落ちたことはありません。そう考えると2018年以降、暴落が起こりすぎですね(笑)
暴落の仕方の違い
ちなみに2018年以前と以降で暴落の仕方も違いますね。2018年以前は、高値を何度も試して超えられず、ヨコヨコを繰り返してからの下落でしたが、2018年以降は、高値を更新しながら、からの一気に滑り落ち、といった形になっています。
どうやって天井を予測するか?
こうなってくると一気に落ちるタイプは逃げるタイミングが難しいですね。もちろん完全に予測するのは不可能です。バフェットでもそんなことは無理なのですから。
そうなってくると事前にある程度予測できるサイクル理論、フィボナッチ分析などのチャートパターンが重要になってくるかもしれません。それ以外にも12月1月に上がっていれば2月は気を付けたり夏に上がっていれば9月は気を付ける、などでしょうか。あとは1000台の節目やその株特有のパターンがあればチャートパターンを考えたり、といったところでしょうか。
頭と尻尾はくれてやれという格言もあるけど・・・
この格言は正しい気がしますが、そもそもどこが頭で尻尾なのかが難しいです。尻尾だと思ったらまだ尻尾じゃなかったり、頭だと思ってたらまだ肩だった、等々。ですので、まあ結局大事なのは、そこで損したと思わないことですね。そうすることで変なエントリーが増えるのを避けることが結局一番大事な気がします。
と最後は精神論でまとめてみましたが、やはりある程度の自分の分析を信じて、まああの時こう思ったから仕方ない、と思える後悔のない行動を心がけることが次の投資につながるものだと思います。
JETSとXLEと金など(´・ω・`)
JETSとエネルギー株は政府の経済支援が入りそうで今週は上がりましたね。特にJETSはチャート的に面白いところに差し掛かりました。
上の抵抗ラインを抜けつつも直近の高値は更新しない状況になりました。ただし、MACDは上向きになってきましたので、少し期待を持っています。まあどっちにせよ大きく跳ねたりしない限りは持ち続けようと(今は)思っているので、あまり関係ないのですが、少し上向きになればと思います。
エネルギー株は道半ばといった位置ですが、一応上昇を見せています。
直近の安値を割ることがなかったので、結構安心してみています。まだまだ上がっていくのを期待したいですね。
金は今週少々大きく下落しましたね。
切ろうかとも悩んだのですが、ボリンジャーバンドを大きく貫いていったので、これは反発するだろうと思ってまだ持っています。金の過去の動きを見ているとボリンジャーバンドの2σを強烈に抜いていった時は、そのままバンドウォークをせずに反発する場合が多いです。そしえそこから数週間動くこともあるので、少しみていきたいと思います。まあとりあえず安値更新したら、基本的にまだ下落トレンドなわけで、やはり切るしかないですね。こちらは来週からも観察対象です。