今週の米株はどうなるか?
さて、今週はどういった動きになるでしょうか?
まあ簡単に想像がつくのは、S&P500とナスダックのリバランスですね。ハイテク銘柄が明らかにバリュー銘柄に負けています。おそらく今週辺り、バリュー銘柄は大きく上がっていく感じがします。
まずはS&P500を日足を見てみましょう。
完全に高値付近まで戻しています。こちらはナスダックと違い、さらなる高値を更新していくチャートですね。ただし、今週はもしかしたら少し調整するかもしれません。一つは先ほども言った通り、テク株とのバランスがあまりにも悪いので、ナスダックが上がってくるのを待つかもしれません。ただし、基本的な流れとしては上を目指すでしょう。
では、どこまで上がるのか?
11月からのエリオット波動の1波と3波がほぼ同じ値幅ですので、5波もそれと同じかそこから前後する感じになるかもしれません。もし、1波とほぼ同じ長さなら第1候補は4160辺りがターゲットとなります。ただし、そこまで伸びなかった場合は4080、4000辺りが第2、第3候補でしょうか。正直今短期的にS&Pは読みにくい状況です。
ナスダック100のほうはどうなるでしょうか?こちらのほうがわかりやすい気がしますので、少し詳しくエリオット波動で4時間足を見てみましょう。
現在の動きを見る限り、一度13000で跳ね返されましたが、下落トレンドのラインをサポートとして現在はそこから反発を見せているという形になっています。短期的には非常にきれいな形であるといえます。
もし完璧にきれいなエリオット波動を描いてくれると、上記のようになり、14500辺りがここ1,2か月以内のターゲットとなりそうです。
とりあえず今週のターゲットとしては13300が一つの目安になりそうですね。ここにはちょうど数週間前に止められた抵抗ラインが存在しますし、ここで一度落ちて逆三尊を描くイメージをもっています。先週から始まった短いエリオット波動でもそこらへんに5波の終点がきそうです。
ただし、一応気を付けたいのはまだ下落トレンドの範疇をほんの少し脱したにすぎないところです。そういう意味で13300をしっかり超えずに12200を先に抜けてしまうことがあれば、下落トレンドは終わっていないことになります。
そういう意味で13300が13000のラインよりも注目すべきラインだといえるでしょう。
戦略的には一度13300辺りで半分ほど利確、もしそこから下落しても逆三尊の形を作っていくようであればもう一度入れなおす、といった形になるかと思います。
さて、今週は少し希望が持てますね。13300のラインがどうなるか、注目しましょう。
米株、ようやく底打ち。おそらく最後の5波が始まる。
今週は少し焦ってしまい、結構な損を出してしまって意気消沈していたのですが、悲観の中でようやくS&Pもナスダックともに底を打った感じです。つまり、ほとんどの株がおそらく底を打ったのではないでしょうか。
実は11月からのエリオット波動がうまいことカウントできていなかったのですが、今日久しぶりに見たら、ようやくきれいなカウントが見つかりました。
細かい突っ込みは置いといて、大まかな11月から始まった波動の流れです。
1波目がどうもうまいこと見つからず、カウントをあきらめていたのですが、ナスダックを数えてみたら、なんときれいな波動が見つかりました。ですので、基本的にこれ、ナスダックからカウントをそのままあてた感じになります。S&Pは2波がおそろしく短かったのですね。。。
というわけでナスダックを見てみましょう。
こちらがナスダックのカウントになります。
1波にたいして2波は6割戻し。3波は1波の1.618倍、となると4波は1波と重ならないというルールがあるので、1波とヒゲで重なってはいますが、実体で重なっていないというここが底、ということになります。
まあいつもながら後付けですが、おそろしくきれいな波動ですね。この波動でいくと、1波目と同じか、3波目よりも短い、と考えると次の天井は13680から14600の間になります。そのあとは今回より大きな下落がきそうですね。もちろんこのエリオット波動のカウントがあっているかどうかは結果を見ないとわからないので、引き続き長期金利やファンダメンタルに気を付けながらいきましょう。
今回の底打ちは、エリオット波動的にもそうですが、S&Pはいい反発を見せていますし、週足を見てもしっかりと反発してサポートされた感じがしますので、たぶん大丈夫でしょう。
さて、今週は悲惨でしたが、来週はいい週になってほしいです。
貴金属は意外と大丈夫なんじゃないかな?
先週は貴金属がぼこぼこでしたね。もう数週間前に一瞬上がった時に手放した金もそのあと下がり続けています。
金は支えられていた下値を更新
しかしこのまま下落が続くかどうかというと、あまりそうは思っていません。もちろんもみ合ってしっかりと反転を見せてくれないとなんとも言えないですが、一応見てみましょう。
先週大きな抵抗線を割って2020年に大きくもんでいたレンジに突入しました。その上の段階で高値を更新できなかった時点で予想できたことでした。しかし、だいたい1760から1680の間です。1680を一気に抜くことはまずないでしょう。これを抜く勢いがあれば、コロナのような勢いがないといけないと思います。うまいこといい形になれば、反転する可能性もあると思います。
一つは2016年からの長期トレンドにフィボナッチを充ててみると、0.618がちょうどそこにあります。だいたい高値から4割ほど落ちた辺りで反発はよくあります。
そして、2019年からのトレンドラインもちょうど同じ位置に上がってきており、ここを割ったら本当の長期下落トレンドになる可能性があります。
最後に今回の下げは金利の急騰によるドルの急騰が原因でしょう。それを考えるとそこまでドルの急騰が続くとは思えません。
この間でしっかりもみ合わないとなんとも言えませんが、ここは強い抵抗が予想されるエリアです。まずは様子を見ていていいと思います。
銀
銀も先週末にはそこそこ大きく下がりました。
ただし、まだまだ上昇トレンドは崩れていません。多少ゲームストップの時の影響がありますが、高値は更新しました。
そして、12月からのトレンドラインにタッチして大きく反発しています。ついでにボリンジャーバンドにもタッチしました。少なくとも短期的にここから反発はあるでしょう。数日勝負の数パーセントでいいなら、ここで乗っかってもいいと思うくらい確率は高いと思います。
とりあえずここを割ったら監視対象から外してもいいかな、ってくらい興味をなくすと思います。さてどうなることやら。
今週のアメリカ株と来月の見通し
なんか去年と同じようなパターンになったアメリカ株でしたが、細かく見ていきたいと思います。
S&P500です。
青い線は50SMAです。まだ50にサポートされる形になっていますね。先週の日足を見ていると、一度落ちて大きく反発され、跳ね返ってから返す刀でロンガーぶったぎり、ちょっと下で止まる、という展開でした。やはり落ちるとしても乱高下しながら落ちていく感じになる気がします。
ただこれ、落ちるかどうかは疑問符が付き始めました。
まずファンダメンタルとして、アメリカで19億ドル支援法案が通りました。これによってまたアメリカ人にばらまきが起こります。これ、絶対株に向かいますよね。
またこの支援によってバリュー株銘柄のサポートもなされます。それによって下支えがされるでしょうね。
そして最低時給の上昇はどうやら今回はないようです。これも株価にいい影響ですね。
2番目に長期金利が急上昇した分、ほぼ全戻ししました。
包み足とまではいきませんでしたが、プライスアクション的に、ここからまた一気に上昇に向かうのは難しいでしょう。少なくとも数日小康状態が続くと思います。むしろ下に落ちる確率のほうが大きいと思います。
チャートを見ていきましょう。
まずS&Pの月足です。
月足は高値も更新して陽線でおわりました。これは去年の2月と比べてまったく違いますね。ただし、半値以上戻されています。これだけ見る限り、ここから下げもせず、上がるのは難しい気がします。まだ落ちる気がしますね。まあ、1月のピンバー月足でも落ちなかったんですけどね(笑)
まあ普通に考えてこのまま上げるのは難しいでしょう。月足を見る限りは2月の安値3650辺りを切る確率は少ない気がします。なので、少なくとも3700辺りまで落ちればナスダックのレバレッジ2倍のHQUでエントリーを考えると思いますが、ちょっと今は様子が変わってきた感じがします。
さて、ナスダック100を少し見てみましょう。
月足です。
ラインは日足に準じているので気にしないでください。
これを見るとやばいですね(笑)なんと13000の大台を2か月に渡って超えられたけど押さえつけられた、という形になってます。一応陽線ではありますが。
S&P500と比べてみるとハイテク株がまじで下がっているのがわかりますね。
まあ単純な話でグロース株が崩れた感じです。やはりこちらも下を見たほうがいい感じがしますね。
まとめると、ファンダ的には上、チャート的には下、というめんどくさい感じですね。。。それを考えてもやはり乱高下しながら落ちていくイメージでしょうか。
最後のS&Pの4時間足を見てみましょう。
ボリンジャーバンドが大きく口を開いて動き始めていますね。最近は絶好のスキャル日和ですね。
最後の部分が拡張型三角持ち合いになってますね。これはどっちに抜けるかまるでわからないやつですね。教科書通りにいけば下に抜けますが、ここからダイヤモンドになって転換になり、上にいくかもしれません。まあ正直、スキャル以外に手の出せないチャートだと思います。いずれにせよ短期的な話なので、あまり惑わされないでいいと思います。
とりあえず短期的には高値も下がり、下値を更新と言った下落トレンドで間違いないです。
来月も前半は気を付けて騙されないように気を付けたいですね。とにかく乱高下に気を付けましょう。では来月もSafe tradingを。
株価全面安と来月の見通し
今日は見事な全面安でしたね。
実は昨日、ナスダックを買おうか最後まで迷ったあげく、買って、そしてどうにも悪い予感しかしなかったので、10分ほどで全部切るという意味不明なことをしたんですが、結果的にはよかったです。まあ、今回はただの運で回避しただけでした(´・ω・`)
昨日のは見事なダマシ上がりでしたね。ただこれ、一昨日の安値をぎりぎり割らなかったので、まだ暴落が始まったかどうか実はわからないですね。。。
ただ金利がやばいです。
これ、無茶苦茶だろう。株にとっては10年国債の利回りが上がるのは、資金が流れてしまうからやばいのですが、これは見事にやばいっぷりを出してますね。
ナスダックがもろにダメージを食らっている辺り、今回の落ちは完全にこれが原因ですね。あやうく1.6つけそうなくらいに急騰しましたが、とりあえずこれの伸びが落ち着かないと安心できないです。
もちろんJETSも崩壊といっていいほどですね。一時4%以上の下落を見せました。とはいっても高値圏なので、どうせ調整が入るのはわかっていたので、昨日の安値を切った段階で半分利確しました。このままズドーンと落ちることはないと思いますが、少しここらでぐだぐだする気がしますね。また少しいい形になればまた買い増ししたいと思います。
そして来月の見通しですが、明日次第な気がしますね。明日落ちれば来月も落ちるの確定だと思います。明日上がれば、延命できると思います。
今日の下落は昨日の足を完全に包んでやばかったのですが、ぎりぎり一昨日の安値を割っていません。まあ明日あっさり割る可能性はあるのですが、まだ完全な下落トレンドにはなっていない感じです。
もう一つの個人的に嫌だなー、と思うのは、この下落はもしかしたらゆっくりと続く可能性があることです。一気に急落して回復、という形ではなくゆっくり落ちていくと、空売りをしない僕としてはしばらく手が出せなくなってつまらないのです(´・ω・`)
そしてその間は非常に難しくなるということです。願わくば簡単相場が終焉しないことを望むのですが、まあどうなることやら、といったところですね。こういう意味でもトランプの時代は終わったのかもしれません。まあしょっちゅう急落するのも疲れますけどね・・・
まあなんにせよ明日買い向かうことはしないと思います。さて、明日はどうなることやら。
超反発のアメリカ株と明日からの見通し。
今日のアメリカ時間はすごかったー。
落ちるとみせかけてからの全戻し、さすがですね。。。
あまりにボラがすごかったので久しぶりにCFDでスキャルピングをしてました。
とりあえずの超反発を見せたS&Pとナスダックでしたね。
SMAにも支えられて絶対落とさないマンがいそうな雰囲気ですね。しかもナスダックとS&Pの差が激しい。かなりテック株狙いの下落ですね。まあテスラなんでしょうが。
さて、明日からどうなるか。こりゃもうさすがに反発でしょ、と普通なら思うのですが。。。
今日の激しさはFRBが結構な要因だったように思います。そしてカナダもアメリカもトレンドにBuythedipなんてのも出てましたし、個人投資家もかなり乗ったのかもしれませんね。
とりあえず結論から言いますと、今日は引けにかけてかなり悩んだあげくエントリーしませんでした。かなり悩んだんですけどね。。。数日は反発する気がしますし。。。
まず第一にあまりに去年2月末の相場に似ているということです。てか日にちまで二月末とか、普通に気になるでしょ。。。
そもそも2月は用心するつもりでしたし、最後の週は一番怖かったのもあります。
第2に長期金利がまだ安定していないことです。別に長期金利が上がることには問題ないと思っていますが、一気に上がるのは怖いです。
第3に今回の動きはFRBのパウエル議長の発言を受けての動きでした。これ、経験的にトレンドが出るのはその日というより数日にかけて出てくるイメージがあるのです。よく議長発言時に動いた方向の逆向きにトレンドが行くこともよくあります。
第4にプライスアクション的にはほぼほぼ買いなのですが、一応先物は陰線でひけました。
そして最後に、今から入ってどれだけの値幅狙うつもりなんよ、って話です。
まあナスダックで勝負するとしてもてっぺんまで5%ほどしかありません。S&P500に至っては3パーセントです。そのうえに4000の壁が控えてるのにこれくらいの調整では入る気がしません。
ただまあ、こんなこと言ってたら普通に機会損失が半端ないですね。明日S&Pがもう一度今日の安値を試してまだサポートされるようでしたら、ナスダックのカナダドル建てで2倍のレバレッジがかかっているHQUを普段よりも少ないロットで買ってみるかもしれません。このままするすると上がっていくようでしたら、今回も見逃しです。
さて、どうなることでしょうか。
ゆっくーり落ちていくS&P500、そしてついにビットコインがETF化。
今週のS&P500はゆーーーっくり落ちていく感じになりましたね。どうも一気にずどーんと落ちる様子はなさそうです。むしろずどーんと落ちたら買い場な気がしますね。
3960辺りをつけてゆったり落ちて行ってます。これだとまだ来週も落ち続けるかどうかはわからないですね。まあどちらにせよ3600台辺りまで下がらないと買う気はしないので、それまでは待ちますが。
今週はとにかく一気に米国債の利率が上がったので、ナスダックやテック株比率の高いS&Pは弱いですね。逆にバリュー株は強かったです。JETSはかなり上がりましたね。
まあちょっとこれ以上上がるには力が必要な感じがしてきました。
そして今週のニュースとしては、ついにカナダでビットコインがETFになりましたね。
もともとビットコインはずっと見ていたのですが、これからはもう少し詳しく分析しながら見ていきたいと思います。ただまあ、6万ドルをタッチした今買うの?って言われると、まあ、、、うーん、買わないですね(笑)
とりあえずこちらは大きく30%くらいは落ちてほしいところです。ということでETFだと7ドルか8ドルくらいになれば、まあ買ってもいいのかな、ってとこでしょうか。
さて、来週はいよいよ2月末。ここで落ちなかったら、イヤダナー。ぜひしっかり落ちて買い場を作ってほしいところです。